主体的に生活する
キーワードは「自分で」。
「これがしたい」「これが好き」と表現することが、自分の生活を作っていくためには大切です。
両親が考えて、支援者がプログラムする生活ではなく、自分でしっかり考え決めていくことができるはずです。
チャレンジキャンパスさっぽろでは、そんな自分になるためのお手伝いをします。
自分らしく働き、自分らしく生活する土台作りを大切にします。
仲間作り
青年期を迎えているこの時期、自分を支えるのは両親でも支援者でもなく、仲間が心の支えになっていきます。
時にはけんかもしますが、お互いを認め合い、足りないものを補い合い、しっかりつながっていける仲間作りを大切にします。
仲間の中で、みんなが「大切な自分」であり「まんざらでもない自分」を実感できる場を目指します。
たくさんの経験
仲間と一緒にどこに行こうか、どんな方法で行こうか、何を食べよう、何を買おう、何をしようか相談して外出をします。
今までやりたくてもできなかったこと、ちょっとだけ勇気を出せば、今までと違う「新しい自分」を発見できるかもしれません。
たくさんの経験は生活を豊かにしてくれるでしょう。
知的好奇心
知的障がいを持つ青年たちは「教えてもらっていない」「学ぶ機会がなかった」ことがたくさんあります。
決して「知りたいと思う欲求」(知的好奇心)がないわけではありません。
自然科学のこと、社会の仕組みのことなど、役に立つ知識ばかりではなく、ちょっとした驚き、発見が知的好奇心を刺激します。
「知ること、わかること」で自分のことを誇らしく思え、自信にもつながります。
また、チャレンジキャンパスさっぽろでは「研究発表」のプログラムで「知りたいと思う欲求」を学びにつなげていきます。
自ら学ぶ楽しさや方法を学習して、生涯自分で学ぶための基礎を作っていきます。
同世代とのかかわり
同世代の人とのかかわりを豊かにしていきたいと考えています。
大学の授業・行事にチャレンジキャンパスさっぽろのメンバーが参加する、大学生がチャレンジキャンパスさっぽろの活動に参加する、と言ったことを通して、同年代の人と対等にかかわれる機会をつくりだしていきたいと思います。
大学の研究室と連携することで、プログラムを充実させていきます。
プログラム内容をともに検討するとともに、大学生との共同活動、大学設備の活用などを進めます。